2026/10/29

税務調査をシンプルに考える(6)室蘭でセミナーをやってきました

室蘭で、税務調査のセミナーを行いました

室蘭にあるシェアオフィスで、開設4周年を記念するイベントの一つとして、セミナーの講師をさせていただきました。シェアオフィスを運営されている建設会社の方にご縁をいただき、お声がけいただいたものです。

テーマは「税務調査の今と対策」です。25名ほどの方にお越しいただきました。手前味噌ながら、いいセミナーだったと思っています。企画してくださった皆さんには、本当に感謝しています。こういう機会は、そう多くあるものではありません。

話した内容

約1時間のセミナーで、次のような流れでお話ししました。

  1. 税務調査の意義:なぜ税務調査があるのか

  2. 公表されているデータ:札幌国税局管内で、どのくらいの調査が行われ、どのくらいの誤りが見つかり、不正がどのくらいあるのか。これらは公表されているので、そのデータをもとにお話ししました

  3. AIやデータによる選定:今後、データやAIによる調査先の選定が進んだとき、どういう会社が選ばれやすいのか

  4. 調査官が見るポイント:業種別、勘定科目別に、具体的なケースをいくつか挙げて解説

  5. 経営者がとるべき対応:実際の調査のときにとるべき対応と、調査の前にやっておくべきこと

後半は、色々とご質問をいただき、回答させていただきました。

気になっている点が解消されれば何よりです。

なぜ、セミナーをやるのか

では、なぜ私は、税務調査のセミナーをやるのか。

それは、知ってもらいたいからです。税務調査の対策をきちんと伝えることが、適正で公平な課税の促進につながると、私は考えています。

税務署は、怖い存在です。ここまで調べます。ここまで調べて、徹底した調査をして、もし不正があった場合には、追徴がこのくらいの額になります。こうした厳しい話も、セミナーでは正直にお伝えします。そのうえで、では、そうならないためにどうすればいいのかを、お伝えしたいのです。

調査が怖いのは、仕組みを知らないからです。仕組みを知り、備えておけば、必要以上に怖がることはありません。そして、不正をしてはいけない、という意識も、きちんと伝わります。それが、結果として、公平な課税につながると思っています。

現場を知る人間が、伝えていく

国税で長く勤めた方が、定年を迎えたあとに、セミナーで全力で発信していくのは、なかなか難しいことです。私は、まだ30代で、体力も気力もあります。だから、積極的に、いろいろなところへ出ていって、伝えていきたいと思っています。

「他人事」を「自分ごと」に

今は、AIに聞けば、何でも答えてくれる時代です。「税務調査で気をつけることは」と聞けば、答えは出てくるでしょう。「この業種で気をつけるべきところは」と聞いても、答えは返ってきます。

ただ、その答えは、どうしても一言で済んでしまいます。他人事です。

大事なのは、それを自分ごととして捉え直してもらうことです。自分の会社に、真摯に向き合ってもらうこと。そのために、私にできることがあれば、いろいろな形で貢献していきたいと思っています。

おわりに

セミナーを終えて、あらためて、税務調査に不安を感じている経営者の方が多いことを実感しました。仕組みを知ること、備えておくこと。それだけで、不安はずいぶん軽くなるはずです。

セミナーは、これからも続けていきます。機会をいただければ、ぜひお声がけください。

さっぽろマーチ会計

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